2010/10/17

古レンズ開放戦線(6) Orthostigmat f4.5/35mm

今回、開放するレンズはSteinheilのOrthostigmat f4.5/35mm。

焦点距離35mmは、35mmフィルム換算(35mmが重なってややこしい)で53mmくらい。標準レンズっぽい取り回しです。それにしても、開放f値が4.5と暗くては開放する甲斐がないってもんです。

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Summitarの開放などとは比べものにならないかっちりした写りです。

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露出を落としてドラマチックにしてみました。

このレンズ、絞り開放でも破綻のない写りですが、色が抜けた感じ。今回、掲載した作例では分かりませんね。また試してみましょう。

撮影は二週間くらい前の鵠沼海岸。まだまだ暖かいころでした。

2010/10/11

古レンズ開放戦線(5) Elmar f3.5/50mm

今回開放するのはライツのElmar f3.5/50mm。沈胴・戦後型です。先々週の撮影。

_DSC0455
サーファーがあふれています。

_DSC0445
少なくともAPS-Cサイズではしっかりした写りです。

_DSC0442
逆光でも破綻なし。

開放f値が3.5と高くコーティングも施されているので、無理のない安定した描写です。まあ、今回のような題材ではあまりレンズの個性が出ません。撮影に歩き回る気が起きないほど、気持ちの良い海岸の午後でした。

2010/10/03

古レンズ開放戦線(4) Industar f3.5/50mm

ソ連製レンズ、インダスター(Induster) f3.5/50mmを開放しました。軽合金の安っぽい作りです。さてどんな写りか。

_DSC0391
直射日光の当たる被写体は普通というかモダンレンズと大差ないように見えます。

_DSC0402
日陰に入るとコントラストの低さがあらわに。

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さらにコントラストが低い条件だとこの有様です。

_DSC0429
面白いコンクリのシミ。

_DSC0433
コントラストが高い条件だとそれなりに。グラデーションに等高線が見えるのはJPEGのせいでしょう。

開放時のコントラストの低さを除けばちゃんと写るレンズでした。ソ連製レンズ、侮れず。

古レンズ開放戦線(3) Summicron 50mm

今回、開放する古レンズはライツのズミクロン(Summicron) f2/50mm(沈胴)です。開放F値は前回のSummitarと同じ。

f2
開放からかっちりした写りです。さすがSummitarから20年近く後のレンズ。

f2
背景のボケが同心円状。これはSummitarに似た癖です。

_DSC0503
2線ボケっぽい。

_DSC0538
被写界深度を深くしたいところながらあくまで開放で撮影しました。頼りない描写が独特の雰囲気を醸し出します。

Garmin Edge800を新調

5年間の酷使で満身創痍のGarmin Edge305。ついに、Edge800の導入に至りました。 楽しい選択で迷ったのは他社のサイコンではなく、iPhone。Bluetooth接続の スピード/ケイデンス・センサー や、 心拍センサー を導入して、 Cyclemeter な...