初めて観るオリヴェイラ映画を堪能しました。
どの場面にも凝った仕掛けが施されていて、一筋縄ではいきません。クライマックスは主役二人が食事をする場面。二人が向かい合って無言で食事をするだけなのに息が詰まるようなサスペンスです。
本作はルイス・ブニュエルの「昼顔」(1967年)の後日譚です。「昼顔」は30年以上前にテレビで観ています。カトリーヌ・ドヌーブの白い肌にムチを打ったり、泥を投げつける場面にどきどきした記憶があります。「昼顔」でオヤジだったミシェル・ピコリは「夜顔」では80歳。食えないジジイぶりを発揮しています。
「夜顔」の前に出演した「ここに幸あり」ではバアさんを演じています。新潟で上映されることを願います。
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