引っ越しが明後日に迫りました。築43年の建物ともいよいよお別れです。
この建物は、古いアルミサッシの風通しがよくて(すきま風が多くて)、風呂場がレトロで開放的(古くて汚くて寒い)。けれども、分厚いコンクリートの構造体は頑丈で隣の物音一つ聞こえず、また、窓が多くて明るいところは美点でした。
さいきんのマンションは一世帯分の区画を、長い辺を隣り合わせて配置します。本棚に並んでいる本のようなものですね。窓は短い辺にしかありません。ところが、この古い建物は列車のように短い辺が隣と接します。両側の長い辺に窓を設けることができるのです。
窓と風呂場を中心に内装全般を美化すればまだまだ使えそうです。取り壊されるのはちょっと残念。
などと感傷にふける前に、荷造りをしなくてはいけません。
0 件のコメント:
コメントを投稿