2007/03/11

1等賞

家人が賞品を獲得してきました。懸賞やアンケートの賞品とはとんとご縁がなかった人としてはまれに見る快挙です。

舞台は新潟市内の外国語スピーチコンテスト。といっても、出場者は全部で21人というこじんまりしたものです。家人が通う外国語サークルの先生(マダムM)に強く依頼されて、初心者レベルながら断り切れずに出場しました。

マダムMの指導は、内容や発音だけでなく小道具にまで及びました。家人のスピーチネタは昨年夏の自転車事故です。これを印象づけるために、いでたちはサイクリスト、さらには舞台に自転車まで持ち込みました。こうしてイロモノに徹したおかげで、審査員を初めとする観客の笑いを獲得。

客席で観ていた当方も、言葉は分からないながら、ほかの出場者の様子からして入賞は固いなと思いました。それが、入賞どころかフリースピーチ部門の1位! 驚きです。

自転車で転倒したときは顎の骨を折って入院しました。それをネタにしての賞品獲得。転んでもただでは起きないとは、まさにこのことです。もちろん、毎日暗誦する努力はしていましたが。

2007/03/10

自転車再開

恐る恐る自転車に乗ってみました。右ヒザに無理な力をかけないように、そろりそろりと。

歩くと右のふくらはぎが痛くなりますが、自転車では問題なし。

体力はこの4週間弱でばっちり落ちています。右の太腿は左よりほっそりしてきました。そして、ちょっとした坂を登ると息が上がります。少しずつリハビリしなければ。


画面奥にうっすらと見えるのが佐渡島。左下の無印良品自転車は、一年前に引っ越していった隣人の置き土産です。シートポストを交換してサドルを高くしました。

2007/03/07

3月の雪


寒いなあと思っていたら、久しぶりに雪が降りました。枯れた芝生に薄く積もっています。暖かい冬だったけど、まだまだ春には負けられねえ、というところです。

月曜・火曜と歩いて通勤したら、伸ばした靱帯の下のふくらはぎが痛くなってしまいました。今日からまたクルマで送り迎えです。

2007/03/04

夢の版画館(新潟市美術館)

新潟市美術館の企画展示「夢の版画館」を観てきました。(パンフレット

印象深かったのは、
  • 草間彌生「南瓜」(公式サイトwikipedia
  • マックス・エルンスト「兵士のバラード」
  • 木葉井悦子の一連の作品
です。

昨日・今日は「アルバムの家」という本を読んでいました。昭和後半の家と暮らしを紹介していて、家の間取りが掲載されているのが特徴です。小学校1年から住んだ家のことは覚えていても、その前の家のことがまったく思い出せません。写真はあっても、中の間取りが分からず。

2007/03/03

ぐらぐら

整形外科で右ヒザの様子を診てもらいました。まだぐらぐらしているので引き続き養生するように、との仰せです。

先生が右スネを揺するとたしかにヒザが左右に少しぐらぐら。なるほど。

だいぶ歩けるようにはなってきました。それでも、右ヒザに負荷をかけないようにするので、はたから見てもぎこちない動きだし、右足のアキレス腱が無闇に疲れます。

しばらく養生を続けることにします。

その後、歯医者に行ってきました。しばらく前から気になっていた奥歯の痛みは、虫歯ではなく歯垢による知覚過敏とのこと。がりがり削られずには済みました。ほっと一息。ちゃんと磨かなければ。

2007/03/01

2月26日


今年も花をいただきました。覚えていてくれる人がいるのはとてもありがたいことです。死者が住まうところがあるかどうかは分かりません。けれども、記憶する人がいる限り、この世から完全に消えてしまったわけではないのでしょう。

2007/02/25

越後平野の落日

越後平野(蒲原平野)に沈む夕陽です。左が弥彦山、右が角田山。那須からの帰路、磐越自動車道からの風景です。


帰路も運転は家人任せでした。おかげで、こんな写真が撮れたわけです。

帰宅して休む間もなく宴会に繰り出しました。今月末に転勤するT夫妻の送別会です。この夫妻には、新潟のいろいろなところに連れて行ってもらいました。送別会は、義太夫の弾き語りという演し物もあり、二次会を経て再び帰宅したのは24時過ぎでした。

2007/02/24

冬の那須高原


結婚式は那須高原のチャペルでした。営業用のチャペルでも、賛美歌が流れるとちょっと厳粛な気持ちになります。

高原ではずっと雪が舞っていました。二人の思い出に残ることでしょう。

式後、親族だけでこじんまりと昼食。会場は二期倶楽部というところです。


立派なリゾート施設です。新潟にはないなあ。料理だけでなく白・赤のハウスワインもおいしくて、何杯も投入して昼間からメートルを上げました(死語)。

2007/02/23

那須塩原市に移動

金曜日、仕事を終えてから家人の実家に移動しました。走行距離235キロのうち、一般道は10キロ弱。残りはすべて高速です。夜の高速は空いていて、きわめて快調に移動できました。

といっても、運転は家人にお任せ。まだまだ右ヒザを養生しております。

移動した理由は、家人の妹の結婚式です。

2007/02/22

10日後の経過

右ヒザの靱帯を痛めてから10日たちました。

痛みは少しずつ薄れてきました。でも、まだまだ右足は思い通りにならず。その上、ときどきねじった向きに力が加わって、ばしっと痛みが走ることもあります。

眠るときも、足は伸ばしたまま。少しだけ曲げるとラクなので、ヒザの下に枕代わりのバスタオルをあてがっています。そして、基本的に仰向け。右側に横になるのはOKですが、左側はダメ。痛みの方向にねじってしまうようです。

今日、職場に来たお客さんとケガ話で盛り上がりました。

一人はスキーで足を骨折した経験の持ち主。さすがに自走できず、ソリで搬送されたとか。スキー靴を外すときが激痛だったそうです。想像しただけでも痛い!

もう一人はバスケットでヒザの靱帯を痛めたことがあって、爾来、プレーのときはサポーターが欠かせなくなったそうです。

これは他の人からも聞きました。一度伸びた靱帯は元のようには縮まらない。関節に力をかけるときはサポーターを着用しないと関節がずれて痛む。この年齢にして初めてスポーツの人がサポーターを着用する意味が分かりました。

2007/02/18

7人のマッハ BORN TO FIGHT !!!!!!!

タイ映画「7人のマッハ BORN TO FIGHT !!!!!!!」を観ました。

前作の「マッハ」が日本で公開されたとき、CGもワイヤーアクションも使わない体を張ったアクション映画という触れ込みが気になっていました。同じスタッフによる「7人のマッハ」が新潟で上映される機会があったので(にいがた国際映画祭)、日曜日の夜にいそいそと出撃。

触れ込み通りの熱い映画でした。なにより、体を張ったアクションが伊達ではなく、とても痛そうなのが印象的。

映画漬け

土曜日は家人が終日不在。当方も養生中の身なので外出もかなわず、終日、DVDで映画を観ました。

観たのは以下の3作品。脈絡がありませんね。

「恐竜100万年」は30年ぶりの再見。「上海特急」はマルレーネ・ディートリッヒにうっとり。そして、「ミスティック・リバー」は一度観てから、出演者による解説付きで観直して、二度楽しみました。

2007/02/17

装具交換


お見苦しい絵柄で失礼。装具を交換しました。その名も「内側/外側副靱帯損傷用サポーター ゲルテックスMCL&LCL」。ごらんの通り、両サイドに金属の蝶番(ちょうつがい)がついたものものしいサポーターです。前回の装具はヒザを完全に固定しましたが、今回のものはヒザを曲げられます。

固定される不自由さからは解放されました。しかし、ヒザを曲げ伸ばしすると、痛い!

歩くときも、無意識にヒザを固定しようとするので、アキレス腱が突っ張って痛くなります。

人間の体の動きは、体の各部が十全に機能して初めて成り立つことがよーく分かりました。そして、それが成り立たない人の大変さも少しだけ理解。

靱帯は、関節の両側にある骨を離れないように固定するゴムバンドのようなものです。これが不自然な力で伸びきってしまったわけですな。まあ、伸びきっただけで、切れずに済んだのは不幸中の幸いでしたが。

そういえば、人間の体をバラバラにするには、ノコギリのような大げさな道具を使わなくても、よく切れるメスだけで十分と聞いたことがあります。なるほど。

2007/02/14

養生生活

養生生活を始めて1日半。右足はこんな状態です。


汎用的な装具なので、ヒザの関節は伸ばしたまま固定されます。金曜日には痛めた靱帯だけを保護する装具に交換する予定。

それにしても、煩わしい!!

まず、歩くのが困難。階段は片足ずつ。クルマに乗り込むときは棒になった右足を抱えて取り込みます。打ち合わせ用の机に座ると、前や横の人と足がぶつかります。もともと体が固いので、靴を履くのにも一苦労。

動かない足をかばうため、体のあらぬところが痛みます。そして、イスに座っても床に座っても、右足を伸ばしたままの姿勢を続けるため、右足の裏側はアキレス腱も腿の裏も常にストレッチ状態。加えて、腹筋も張りっぱなし。

装具がまたくせ者で、歩いているうちにずるずると落ちてきます。落ちないように固く固定すると、足が鬱血しそう。

運動不足になってはいかんと、昨日は勤務先まで歩きました。ふだん20分の道のりが倍の40分。酔って千鳥足のときと同じです。

ところが、家人の知り合い(整骨院)から恐るべきことを聞きました。

  • 靱帯損傷は骨折より始末が悪い。ムリして動かす人が多い。ふだん運動している人ほどムリをする。

  • むやみに歩くと、反対の足に負担がかかって痛めることがある。

  • 最初の一週間は動かさないことが肝心。回復までの期間が大きく変わる。


しばらく、まじめに養生生活を続けることにします。この暖冬では、スキーはもうできないでしょう。でも、すぐに自転車の季節がやってきます。

2007/02/13

しばらく養生

午前中、整形外科で右ヒザを診てもらいました。靱帯を痛めていて、回復まで一ヶ月半から二ヶ月とのお見立て。右ヒザを装具で固定して、スキーどころか、自転車も御法度です。やれやれ。

2007/02/12

蔵王温泉スキー場(2)


これは蔵王の山頂付近のお地蔵様。お地蔵様の足下は雪の中です。零下10度近くの寒さで、デジカメの電池がみるみる消耗していきました。

夕刻近く、最後の一滑りの緩い斜面で転びました。右足をねじって激痛。帰宅後も痛みはおさまりません。

2007/02/11

蔵王温泉スキー場(1)

山形県の蔵王温泉スキー場に遠征しました。



スキーと無縁の頃、自分が蔵王に行くなどとは思いもよりませんでした。


蔵王といえば樹氷。あいにくの霧と吹雪で絵葉書のような樹氷原は一望できませんでした。これは、巨大な樹氷の根本にできたウロ(?)です。


お泊まりは、温泉街ではなくクルマで30分ほど離れた山形市内のホテル。夕食は、飲み屋街にある、独特の風情の焼き肉屋でした。

2007/02/10

はかり売り食材店S・Quint(エス クィント)


オリーブオイル、ワイン、ビネガー、シングルモルトなどをはかり売りする食材店S・Quint(エス クィント)に行ってきました。新潟女子短大の近くです。


ここははかり売り食材店vom FASS(フォムファス)の出店です。元が酒屋だったので、日本酒や焼酎の品揃えも充実。さらに、薬蜜本舗の蜂蜜も扱っています。

これでナチュラズチーズが充実していれば言うことなしです。日持ちするハードタイプは扱ってほしいなあ、などとないものねだり。

東京駒場出張

東京に日帰りで出張してきました。代々木上原から駒場東大前周辺です。



代々木上原の丘の上は、古い商店が残っています。駒場東大前駅前の蕎麦屋は、四半世紀前によく行きました。懐かしい。

2007/02/04

妙高高原 池の平スキー場



妙高高原 池の平スキー場に行ってきました。



写真の真ん中が妙高山です。新潟から現地までの道中はずっと強風でしたが、現地に着いたらご覧のとおりの見事な快晴になりました。

ここは、幅の広い緩斜面が長く続き、初心者が練習するのにうってつけでした。お隣の赤倉温泉スキー場は、25年前に来たことがあります。昨年、新潟でスキーを始めるまで、唯一のスキー体験でした。



帰路、立ち寄った米山サービスエリア(柏崎市)のレストランで食べたのが、カニ汁と鯖寿司。どちらも300円で、とても美味。

2007/02/03

ロマーノ・レヴィ(Romano Levi)







銀座のバーにグラッパのRomano Leviが5本ありました。ラベルは1本ごとに手書きだそうです。色とアルコール度数も1本ごとに違います。さすが手作り。

2007/01/28

酒蔵訪問、住乃井酒造



長岡の住乃井酒造という酒蔵を訪問し、その後、寺泊の番屋(漁師小屋)で鮟鱇(あんこう)鍋をいただきました。個性的な日本酒と、豪快な漁師鍋を堪能。

食事には、住乃井酒造のご当主と常務さんが同席して、酒造りを熱く語ってくれました。ご当主は微生物研究者にして文人、常務さんは見事な呑兵衛。面白いコンビです。「山廃仕込み」についてはウェブサイトのご当主の説明をどうぞ。日本酒造りにコウジカビと酵母菌という2つの微生物が関わることは知っていましたが、もう一つ、乳酸菌が重要な役割を果たすことを初めて知りました。

今回、印象に残ったのは、味醂と古酒。

ほんものの味醂がこんなおいしいものだとは!合成モノとは別の次元にあります。そして、古酒。とくに「古韻」という製品は、シングルモルトもかくやという複雑にして精妙な味わい。

新潟の酒を表すクリシェ「淡麗辛口」とは対極にあります。すばらしい。

P.S.
ご当主は、バイオで有名な某化粧品の開発に携わっていたそうです。

2007/01/27

わかぶな高原スキー場



関川村の「わかぶな高原スキー場」に行ってきました。

途中、新発田市の「ニノックス(二王子スノーパーク)」と胎内市の「胎内スキー場」に寄って様子を見ました。前者は雨がびしゃびしゃ降っていてクルマから降りる気がせず、後者は雪が少なくて閉鎖されていました。ウェブサイトの写真のとおり、ゲレンデには土が見えています。

わかぶな高原にたどり着いたのは午後2時。それから4時過ぎまで滑りました。年寄りにはちょうどいいくらいです。

自宅までの帰路の所要時間は1時間半ほどでした。

2007/01/20

八海山スキー場

八海山スキー場に行ってきました。今シーズンの初滑りです。

このスキー場は、標高差771メートルのロープウェイを中心にゲレンデが設定されています。なにより眺望が素晴らしい。

晴天に恵まれ、魚沼地域から、蒲原平野、さらにははるかに日本海までが見渡せました。

スキーそのものは、中年で始めたのでなかなか上達しません。せっかくの眺望も、滑走中は観る余裕もなし。

2007/01/14

天国に近づいた日曜の午後

今朝は冬の新潟には珍しく晴れていました。 これさいわいと自転車で出かけようとした矢先にばらばらと降り出した霰(あられ)。仕方なく自転車をあきらめ、数キロ離れた公立のスポーツセンターに出かけました。

ところが、スポーツセンターの付近は見事なお天気。エアロバイクを1時間踏み込み、いろいろなトレーニングマシンを試している間もずっとお天気です。やられました。

エアロバイクは耳にセンサーをつけて心拍数をキープするコースを選びました。設定した心拍数に達したあと自動的に負荷が緩み、心拍が下がります。ところが、それからどんなに頑張ってもマシンに表示される心拍数が上がりません。ぐいぐい踏み込み続け、息も絶え絶えになってしばらくすると、とつぜん心拍数190近くが表示されました。これは、自分の年齢では危険な領域です。しっかりしてくれ、エアロバイク。天国に近づいた気分でした。

スポーツセンターを出てから、角田浜近くのワイナリー兼ピザ屋「fermier」で、昼食とおやつを食しました。おいしいピザとケーキ。エアロバイクで消費した以上に食べました。まさに、食うために走るのであります。

2007/01/13

半日臥せる

今日は朝から昼過ぎまで臥せっていました。下痢に吐き気に頭痛。 症状はノロウィルスと同じです。しかしながら、原因はただの二日酔いでありました。夕方には寺泊の温泉施設「太古の湯」で暖まり、食欲もすっかり復活しました。

昨夜は6時過ぎから8時間くらい騒いでいました。今朝は苦しかったけど、昨夜は面白かった。これに懲りたりはしません。

2007/01/11

訂正:新潟のスキー場は営業しています

訂正です。新潟のスキー場は、今シーズン営業予定60スキー場のうち、49スキー場が営業しています(1月5日現在)。風雪、ならぬ、風説を流布してしまいました。でも、1時間くらいで行けるところはやってないんですよね。遠くだとちょっと億劫。

新春の知らせ

前の勤務先の人が亡くなったという知らせを聞きました。まだ現役で、60歳代前半だったはずです。

思えば、父親は65歳、父親の弟も65歳、 義父は58歳で、それぞれ亡くなりました。息子は6歳でしたが。

自分はこの1月で45歳になります。父方の祖父はこの年齢で亡くなっています。父親の65歳にしたってあと20年。20年前のことがそれほど昔に感じられないのだから、この先20年なんてあっという間のことでしょう。そして、義父の年齢だったらあと13年、息子ならマイナス39年ですか。

いつ身罷っても悔いが残らないように生きる、などというのは、難しいこと。せめては、いま生きていること自体が僥倖なのだと、ときどきは思い出したいものです。

さて、今年は暖冬です。新潟県内のスキー場も3〜4割程度しかオープンしていません。せっかく去年から始めたスキーを体が忘れないうちに繰り出さなくては。

2006/12/26

鴨鍋会

鴨鍋を食べてきました。

勤務先の知人が鴨肉を独自ルートで入手し、それを居酒屋に持ち込んで鍋にしてもらいました。これがすこぶる美味。

いっぱんに鴨肉は生臭いと言われるそうです。それに対して、と、くだんの知人は力説します。

まず、この鴨は網で捕っているから内臓が傷んでいない。散弾銃で撃ち落としたヤツは内臓が傷んできてそこから生臭くなってしまう。

そして、この鴨は田んぼの真ん中で捕っているから米を食っている。海の近くの鴨は海藻を食っていてこれまた生臭くなる。

したがって、この鴨に臭みはなく、濃厚な味を堪能できるのである、と。

たしかに、仰せのとおりの濃い味わいで、だし汁がとても美味でした。当方、病がまだ癒えず、肉片は数切れしか口にできませんでしたが、だし汁で豆腐や野菜をせっせと食べました。

ちなみに、この鴨が捕獲されたのは、旧東潟村です(現在は新潟市)。新幹線で三条から終点の新潟に向かう間に見える、あたりいちめん田んぼの地域です。田んぼの片隅に猟師が籠もるコンクリの小屋が設置されていて、解禁日は夜のうちから猟師たちがこの小屋に籠もり、解禁時間の朝、一斉に網を携えて鴨獲りに飛び出るのだとか。想像するだけでも面白い光景ですね。

2006/12/24

野呂圭介

野呂圭介といえば「元祖どっきりカメラ」の赤ヘルメットにプラカードの男。

なんていう古い話はともかく、この週末はノロウィルスらしい症状に見舞われ(嘔吐、下痢)、土日ともほとんど寝込んでしまいました。クリスマスイブの夕食はオカユです。

ちなみに、野呂圭介は陶芸家になってるんですね。
http://homepage2.nifty.com/YOKOCHAN/kitusaten1.html
http://www.e-kazenomori.com/topix/detail.htm

ノロウィルスが流行したおかげで思い出した人が多いことでしょう。

2006/12/18

新潟東港のタイ料理屋

日曜日にタイ料理屋に行ってきました。新潟東港のポートセンターという県有施設の2階にあります。

見かけはご覧のとおりのしょぼさ。その割には、パクチーもナンプラーも出し惜しみしないおいしいタイ料理でした。

新潟東港は、港湾につながるぶっとい道路が目立つ殺風景な地域です。路上を自転車で行き交う人は、よーっく見るとほとんどがロシア人。そう、ここはロシア向け中古車取引の中心地なのです。近隣の中古車ディーラーはイラン人が多いと聞いたことがあります。

ポートセンターは休憩所と会議室がセットになっている不思議な施設で、今月中に廃止の予定。タイ料理屋は別のところで再開するそうです。

聖籠町は、東港と東北電力の火力発電所を抱えていて堅実な財政を誇ります。新潟県内では、東京電力の柏崎・刈羽原子力発電所がある刈羽村も財政が豊かです。

ポートセンターでタイ料理を食したあと、聖籠町のざぶーんという温泉施設に行ってきました。お湯は地下から汲み上げています。かすかに茶色でヨードの香りがする、塩辛い個性的なお湯です。お風呂ではロシア人を2人見かけました。さすが、国際的な新潟です。

2006/12/11

冬季到来

スキー場の営業が始まっています。新潟市内も本格的な冬を迎えつつあります。

先週日曜日の信濃川河川敷です。雪がうっすら積もっています。
これは昨日の日本海。彼方に佐渡島が見えます。演歌が似合う風景です。
ちなみに、今日は珍しく一日中晴れていました。寒いといっても去年の12月ほどではありません。思えば去年は寒かった!1月、2月が生ぬるく思えるほどでした。

2006/11/26

日本海の漂着物

この週末、新潟はおおむねよいお天気でした。海岸に出かけてみると、引き潮の浜辺にさまざまなものが打ち上げられていました。

これはハングル。
これは中国本土の簡体字ですね。
なんだ、このぶよぶよした寒天のようなものは?
この形状からすると、クラゲでしょう。上の物件もおそらくクラゲ。

去年は巨大なエチゼンクラゲの大量発生が話題になりました。今年はどうなのでしょうか。

2006/11/19

DDばんえつ物語号で蕎麦と紅葉を味わう

「DDばんえつ物語号」に乗り、宮古(福島県山都町)で蕎麦を食べてきました。

磐越西線を走る「ばんえつ物語号」は蒸気機関車が有名ですが、今回乗車した「DDばんえつ物語号」はディーゼル機関車が客車を牽引する編成でした。

車内や沿道には「テツ」(鉄っちゃん)とおぼしき人種が目につきます。


新潟県内は阿賀野川に沿ってゆっくり進みます。この季節の新潟には珍しい晴天に恵まれ、山々の紅葉が見事に照り映えていました。
風景1  風景2  風景3

宮古は、30軒の農家のうち、10数軒が蕎麦屋を営んでいる集落です。

20数人の団体で出かけ、行きも帰りも蕎麦屋でも終始飲み続けのゆるい日曜日。酒と蕎麦だけでなく、最後の紅葉もじっくりと味わってきました。

2006/11/18

新潟の晩秋

冬が近づき、気温がぐっと下がってきました。そして、天気が不安定です。

早朝は晴れていても、お昼までに雨が降り出すことがしばしば。そして、またお日様が少し照ったりする。天気が目まぐるしく変わります。

今朝は、久しぶりにお天気でした。自転車で25キロほど離れた角田浜に到着するまではとても快調。寒さも、走って身体が温まれば快適なくらいです。でも、そこから帰宅するために反転してみると、行く手に分厚い雲が広がっています。そして、そこに近づくと雨降り。全身、ずぶ濡れになってしまいました。寒いっ!

ちなみに、久しぶりに布団を干していました。家人が取り込んだのは、降り始めた後だったとか。

この雨も、12月には雪に変わります。雨より雪の方がマシです。

2006/11/14

おもちゃ(2) Medusa II

ICT(情報通信)関連イベントの会場で購入した工作キットです。子供向け工作教室の題材として用意され、余ったものが安売りされていました。

組み立ては30分くらい。ギヤのかみ合わせにちょいと調整が必要なあたりが、適度なDIY感でした。

音に反応して動き出します。動く姿はこちら

medusaといってもメドゥーサの姉妹ではなく、クラゲのようです。

おもちゃ(1) OAKLEY O ROKR

一見、ただのアイウェアです。けれど、よーっく見ると、ツルが太くて、しかも足のようなものが突き出ています。そう、これは"OAKLEY O ROKR"という、ヘッドホン付きアイウェアなのです。

音楽を再生するヘッドホンにも、携帯電話のヘッドセットにも使えます。音楽を再生中に携帯に着信すると、ボタンを押して携帯のヘッドセットに切り替えられます。もちろん、マイクも内蔵していてハンズフリーで通話可能。

携帯電話やiPodとは無線(Bluetooth)で接続します。auで唯一のBluetooth搭載機種を調達しておいた甲斐がありました。iPodにはicombiというBluetoothアダプタを接続します。Docコネクタが必要ですが、手元の第2世代iPodにはありません。そこで、新しいiPod nano(黒、8GB)まで購入しました。もう少し待っていれば、赤の8GBが出たわけですが。

万事快調、というわけではありません。

イヤホンにはジョイントが3つあって位置を調整できます。ところが、これを伸ばしきってもわたしの耳に完全には届きません。家人がかけてみると、余裕で届きます。わたしの頭が大きいのか?

そして、Garminのサイクルコンピュータとの相性がよろしくない。

背中のポケットにiPod nanoを入れて自転車で走っていると、再生音が途切れます。胸に巻いた心拍センサーや、後輪近くにあるケイデンスセンサー(ペダルの回転数センサー)が発する電波と干渉するようです。携帯を含めると、合計4つの電波発生装置に囲まれているのですから、とんだ電波野郎です。

そこで、iPod nanoを前のボトルケージに入れ、O ROKRとの距離を縮めてことなきを得ました。

しばらく快調に走っているとまた音が途切れました。ふと、ボトルケージを見ると、iPod nanoがありません。振り返ると、走ってきた路上に小さく見えます。あわてて近づくと、ふたたびO ROKRから音楽が流れ始めました。壊れてはいません。

ところが、そんなときに限ってクルマが続けて走ってきます。iPod nanoはちょうど車輪の間です。クルマが次々と通り過ぎるのを、息を呑んで見つめていました。

おかげさまで、音楽が途切れることはなく、ふたたびiPod nanoを手中に取り戻すことができました。

2006/11/06

紅葉堪能(3)

福島県裏磐梯の五色沼です。紅葉は盛りを過ぎていますが、まだまだ楽しめました。
こちらは猪苗代湖で見かけた光景です。無数の鴨が岸辺にひしめいていました。ふと、「かもなべ」という言葉が、よこしまな気持ちと一緒に浮かんできました。

2006/11/05

紅葉堪能(2)

栃木県奥塩原・新湯温泉の渓雲閣という宿に泊まってきました。奥塩原まで登ってくると紅葉が真っ盛りで、途中の道路の紅葉スポットには、カメラと三脚を抱えたオヤジがあふれています。

新湯温泉は旅館の入口から臭いが漂うくらいの硫黄臭さ。お湯も白濁していて、じつに温泉らしい温泉でした。もちろん、掛け流しです。

2006/11/04

紅葉堪能(1)

家人の実家から那須高原方向に向かう途中、栃木県黒磯市周辺です。自転車だったので、幹線を避けてクルマの少ない道路を選びました。刈り取りの終わった田んぼの中や、こうした木立の中を通ります。まだ紅葉は進んでいませんが、とても清々しい空気を吸えました。

2006/11/03

弥彦山登頂ルート

地図のアルプス社が面白いサービスを始めました。地図上のルートを登録して、それを記事に貼り付けたり、アルプス社のサイト上で公開してコメントを登録できます。

9月に自転車で上った弥彦山のルートもこのとおり。



左上のPLAYボタンをクリックすると、ルートを辿っていきます。また、右上のアルプスアイコンをクリックすると、アルプス社に登録されたルートのページが開きます。投稿したmat9215なる人物が、距離と高低差を間違えてコメントしていることが確認できますね。

そこから標高グラフを表示してみると、おお、これはなかなか苦しかった。写真はflickrからスタート地点の住所に関連したものを拾ってきています。この写真は間瀬サーキット。

なお、KML形式でデータをダウンロードすると、Google Earthにインポートできます。逆に、インポートも可能。マニア心をくすぐります。

2006/10/17

菌種賞味

日曜日、奥只見からの帰路、小出の「道の駅」に立ち寄りました。

そこで購入したのが、マイタケ、シメジ、ナメコ。地物です。いずれも美味でした。とくにマイタケは、数人分かと思うほどの量を一度にお腹に入れてしまいました。バターで炒めただけのシンプルな料理で、風味を堪能。

菌種ではありませんが、一緒に購入した小振りのナスも、身が詰まっていて濃厚な味わいでした。新潟では、これから食用菊(柿ノ本)が食べ頃になります。新潟で二回目の秋の楽しみです。

2006/10/15

奥只見の紅葉

奥只見湖に行ってきました。すでに紅葉が見頃になりつつあります。

途中、栃尾又温泉の自在館という旅館に寄りました。残念ながら立ち寄り湯はお休み。このあたりはまだ紅葉にはほど遠い様子でしたが、そこからうねうねとした細い山道(国道352号線)を進むにつれて木々が色づいていきます。

ちなみにこの道路、景色は絶品、スリルは満点。対向車が来るたびにすれ違いで冷や冷やし、路肩の崩れたところを通るたびに崩れ落ちるのではとはらはらしました。

奥只見湖の手前の銀山平温泉で蕎麦定食をいただき、温泉センター「白銀の湯」で休憩。紅葉の山々を堪能できる露天風呂です。このあたりの旅館は、11月下旬から4月上旬まで雪に閉ざされてお休みだそうです。

奥只見湖は見事な風景でした。対照的に、みやげ物屋と食堂が卑俗でいい感じを出していました。

帰路は山道を避けて、シルバーラインを利用。延長22キロのうち18キロがトンネル区間です。この道路は奥只見ダムを建設するために設けられました。山道と違って対面通行なので安心です。ところが、トンネルはまっすぐで、照明も暗く、とてもとても単調。途中、何度も猛烈な睡魔に襲われました。なんでも、この道路を造るために44人が殉職しているとか。「お招き」されてしまったのでしょうかね。

今年に入ってから温泉や入浴施設にいろいろ行っています。一覧はこちら

2006/10/14

新米賞味


新米が出回り始めました。前の米が残っているのに、スーパーで見かけてついつい購入。せっかくなので、奮発して「魚沼産コシヒカリ」です。

さっそく、家人に炊いてもらいました。もちもちとした食感、ほのかな甘味。まさに評判通りの味わいです。オカズは漬け物だけで十分。ご飯のおいしさだけで、お代わりが度重なってしまいます。

そういえば、中高年を中心としてご飯に情熱を傾ける人が増えているそうです。素材の米もさることながら、炊き方で味が劇的に変わるとか。ご飯を炊くための専用の土鍋や、家庭用精米機が売れているだけでなく、家電メーカーからは10万円近い炊飯器が登場しています。そんな道具を購入してしまう人の気持ちが少しだけ理解できました。

2006/10/09

中越めぐり

三連休の後半、日曜日と月曜日は中越地方を回ってきました。

まずは、十日町の蕎麦屋「由屋(よしや)」。

新潟の蕎麦は布海苔をつなぎに使い、細くてプリプリした触感が特徴です。十日町の「小嶋屋」と小千谷の「綿屋」には行ったことがあります。「由屋」は濃いダシのタレが美味。

そこから、山間を通って大沢山温泉の高七城で立ち寄り入浴。

夜は石打の「オーベルジュ・アンドラ・ド・モンターニュ」で一泊。お店のコンセプト通り、食い、飲み、眠りました。

月曜日は、長岡で「新潟の仏像展(新潟県近代美術館)」。十一面の千手観音と、十二支の動物を頭部に掲げる十二神将立像が目を引きました。

長岡から出雲崎に出て、寺泊の「太古の湯」。浴場からも休憩室からも日本海から佐渡島が臨めました。

さらに弥彦山スカイラインを登攀し、帰路、ちょうど夕陽が日本海に沈む瞬間に遭遇しました。

というわけで、なかなか盛りだくさんな休日を過ごしました。

2006/10/01

温泉と塩ラーメンとしょっぺ

いい湯らい」という温泉施設に行ってきました。

八木ヶ鼻という奇岩を一望できる露天風呂が売り物です。この近所には「大漢和辞典」を編纂した諸橋轍次の生家があり、幼い日の諸橋轍次はこの岩を見て遠い中国に思いを馳せたとか。

帰路、沿道の食堂に寄って塩ラーメンを食してきました。塩泉を材料にした塩タレがなかなか美味。そして、お店の佇まいがじつにひなびていていい感じです。この感じ、新潟では「しょっぺ」といって、それなりに確立されたジャンルのようです。しょっぺ店番付サイトを見ると、横綱・大関あたりの店には行ったことがあります。

そして、店内のきわめつけアイテムがこれ。
傘マークの東芝製です。"Aurex"ブランドができる以前、おそらく、40年近く前の製品でしょう。通電して動作するとは思えませんが、しょっぺ店内の調度品としては決まりすぎ。

2006/09/30

川べりの季節


信濃川の川べりです。9月から10月は川べりがとても快適な季節です。これが終わると寒い冬。

新潟島あたりの信濃川は、対象時代に大河津分水が完成するまでは川幅が倍以上あったそうです。広大な河川敷。一面の葦原。今では想像もつきません。

じつはこの写真を撮る直前まで、芝生で寝ころんでいました。舟が次々と来るのに気づいて、「絵になる!」と慌てて戻って撮ったのがこの1枚。ちょっと「振り遅れ」気味ですね。

2006/09/18

山古志の闘牛(牛の角突き)


山古志の闘牛です。震災の被害を受けた闘牛場で2年ぶりに開催されました。震災復興の象徴的なイベントです。でも、まだまだ道路は片側通行の区間が多いですし、山肌には土砂崩れの痕が生々しく残っています。山古志に戻ってこない人もたくさんいるそうです。一度壊れた暮らしは簡単には復旧できません。

出番を待つ牛に不思議なものを見つけました。歯をむき出しているように見える口元は、、ヨダレです。

2006/09/12

模様


蜂の子のアップです。ご飯の上です。一部からご依頼があったので掲載してみました。真ん中下の一匹にシマシマ模様が見えますか?

2006/09/11

片貝の花火


片貝町の花火に行って参りました。四百年間続いている神社の奉納花火だそうです。なかなか大規模で、世界一の大きさという四尺玉を打ち上げます。

昨夜はあいにくの小雨模様。雨の中で花火を見るのは初めての経験でした。

ここの花火は企業や団体だけでなく町内会や個人もスポンサーになっています。「初孫誕生祝い」や「結婚祝い」というベタなアナウンスが微笑を誘います。「おばあちゃん、今年はおじいちゃんと一緒に天国から見られるね」なんて、ほろっとするのもありました。

浜茶屋閉店


一昨日の角田浜です。浜茶屋がみんな店を閉じていました。次に開けるのは来年の7月末。一年のうち一ヶ月だけのビジネスです。

2006/09/03

弥彦山に登る


弥彦山スカイラインを自転車で登ってきました。標高差5百数十メートル。ヒルクライムに慣れていないので、登り始めからばてばてでした。途中、コルナゴに乗ったオヤジに倍くらいのスピードで軽く追い抜かれる始末。

それでも、頂上に着いたときは爽快でした。空気が澄んでいて、佐渡ヶ島もくっきり。

Garmin Edge800を新調

5年間の酷使で満身創痍のGarmin Edge305。ついに、Edge800の導入に至りました。 楽しい選択で迷ったのは他社のサイコンではなく、iPhone。Bluetooth接続の スピード/ケイデンス・センサー や、 心拍センサー を導入して、 Cyclemeter な...